第33回日本臨床皮膚科医会総会・臨床学術大会における活動報告
■活動概要
1、日時:平成29年4月22日(土) 09:00〜18:00
23日(日) 09:00〜13:00
2、場所:ANA クラウンプラザホテル神戸
3、参加者:4人 (お手伝い2人、植木医師、JAACスタッフ1人)
■活動報告
六甲山の山裾に位置する新神戸駅から直結のANA クラウンプラザホテル神戸で開催されました第33回日本臨床皮膚科医総会・臨床学術大会にて、二日間にわたり広報活動をして参りました。
JAACの展示ブースは、会場に到着するとすぐに目に留まるところで、今年も好条件の場所を割り当てて頂きました。
活動内容は、例年どおり、JAACの活動紹介、JAACで作成した円形脱毛症に関するパンフレットの配布(患者さんやご家族の方にご紹介頂けるよう複数部お持ち頂いた方も多くいらっしゃいました)、HPにも記載している要望書への署名のお願いです。
私は、昨年の岡山に続いての参加でしたが、昨年よりも多くの参加者がいらっしゃった印象で、JAACの活動内容も多くの方にご紹介できました。
また、昨年に続いてお手伝い頂いた方に以下のとおりご感想を頂きました。
「山形の先生から、JAACの地方支部はないの?と聞かれたこと。お隣で活動されていた乾癬の患者会には地方支部があるようでした。私も含め、地方の会員同士、患者同士が参加できるイベントや、ネットワークがあれば良いのではと感じました。
ウィッグを1〜2年で買い替えしなければならず、その度に費用がかかることを伝えたら、知らなかった、初めて知ったと言ってくださった先生がいました。患者でなければ伝えられないことがもっとたくさんあるのでは、もっと声を上げていかなければと思いました。
お隣の日本アトピー協会の方ともいろいろとお話しました。その方の娘さんが当事者で、海外にいるとのことで、いろんな人がいるから、日本ほど見た目を気にされなくて楽だと言っていたそうです。確かに日本はほぼ同じような見た目の人が多いために私たちが生活しづらいことも多いのかな、と思いました。海外の円形脱毛症の治療やウィッグの費用補助、患者会がどうなっているのかも、調べてみたいと思います。
昨年より多くの方にブースに立ち寄っていただき、署名にも協力いただけたのではと思います。がんばってね 、と声をかけてくださる先生もいて、とっても嬉しかったです。」
頂いたご感想の冒頭にもありますとおり、地方での活動はJAACの課題と認識しています(昨年も同様のお問い合わせはいくつか頂きました)。地方の会員の方にも、会員同士の交流や各種情報提供をさせていただく方策のアイデアは考えていきたいと思います。
尚、来年の同時期(4月下旬)に仙台にて同様の広報活動を行う予定です。その際も、現地にて交流会を開催すると思われますので、東北の会員の方、当事者、ご家族に是非ともご参加いただければなと思います。
(報告者:理事 平野)
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