円形脱毛症の症状と種類
円形脱毛症とは?生まれた後(後天的)に発症する原因不明の、毛の抜ける皮膚病です。多くの場合、痛みやかゆみなどの自覚症状を感じること無く、突然、頭髪や体毛の一部が円形に抜けます。なかには体中の毛が抜けてしまうこともあります。
種類
1.単発型(single\r\nalopecia areata or common alopecia areata)円形脱毛が1,2箇所のタイプ。
2.多発型(multiple\r\nalopecia areata ; MAA)円形脱毛が多発しているタイプ。それぞれが拡大してつながる大型の脱毛になることもある。
3.全頭型(alopecia totalis ; AT)頭の毛がほとんど抜けるタイプ。多発型が広がって全頭型になる場合と、急速に頭髪全体が抜ける場合がある。後者の場合は手で髪に触れば触るだけ抜ける激しい脱毛である。
4.汎発型(alopecia uiniversalis ; AU)頭髪だけではなく眉毛、睫毛、ひげ、体毛など体中の毛が抜けるタイプ。治りにくいため悪性円形脱毛症と記載されている教科書もある。
亜型(特殊型)として、
5.蛇行型(ophiasisntype)多発型と考えられるが、頭髪の生え際を一周するように数センチ幅の帯状の脱毛がみられるタイプ。
6.Acute Diffuse Total Alopecia in Female(ADTAF)成人女性において、1〜2ヶ月ほどの短期間に全頭脱毛がおき、その後、数ヶ月で回復するタイプ。
協力医師 植木理恵
円形脱毛症について |
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