第22回毛髪科学研究会(SHSR)での展示広報活動及び署名活動
日 時:平成26年11月29日午前9時から午後5時30分まで
場 所:大手町サンケイプラザ(東京都)
(報告概要)
平成26年11月30日、大手町サンケイプラザにて、第22回毛髪科学研究会学会が開催され、JAACも展示ブースをお借りして、3名体制で展示広報活動及び署名活動を行ってきました。
展示ブースでは、パネルに新しい水色の「パンフレット完成の案内告知ポスター」を掲示、テーブルには黄色の「リーフレット」、水色の「パンフレット」、「円形脱毛症疾患に関わる請願書(署名用紙)」、「JAAC活動紹介」を印刷した資料を置き、学会のポスターセッションおよび休憩時間を中心に多くの先生方や製薬会社の方、その他フロアにいた方々とお話をさせていただきました。
なかでも、今回の活動で大きな役割を担ったものは「パンフレット」でした。多くの先生方から「患者さんに円形脱毛症とはどういう病気と診察室で説明はするけれども、時間的な制約や、患者さんもどこまで話していいのかなと迷っていらっしゃるようなので、カラフルなパンフレットで病気の説明や患者さんの想いが詳しく載っているととても良い。ぜひ患者さん用にも渡したいので、何部か分けて欲しい」との声が多数を占めました。また、併せて署名活動も行い、約14筆のご署名を頂戴しました。この場をお借りして、御礼申し上げます。
なお、SHSR代表世話人の坪井良治先生(東京医科大)からも声を掛けていただき、今後の病気の研究に関する方向性も教えてくださり、少しずつではありますが、円形脱毛症の研究が進んでいくことにホッとしました。
今回は、東京での開催ということで協力医師は植木理恵医師(順天堂大学)、乾重樹医師(大阪大学)、野見山朋子医師(京都府立医科大学)にもお会いすることができ、特に、乾医師と野見山医師より、ぜひ、今後は学習懇談会や交流会を地方でも開催もしてくださると、各地に住むJAAC会員および当事者の方も参加できるので、検討して欲しいとのご意見を頂戴しました。この点は、今後、役員会にて検討のうえ、積極的に実施の方向性を目指したいと思っています。
最後に、当日参加してくださった役員、会員の皆さま、ありがとうございました。
(参加者の感想)
「はじめてお手伝いさせていただきました。他の患者会の方、同じ円形脱毛症の方と出会い、そして展示ブースに立ち寄って下さった先生方とお話しでき、実りある1日となりました。」
「大変有意義な1日でした。色々な活動を楽しみたいと思います。」
「今回も多くの先生方、製薬会社の方々とお話をする機会を得ました。特に以前、8年間治療をしてくださった方と13年ぶりにご挨拶できたときは嬉しさと治っていない辛さが入り混じり、複雑な気持ちになりました。そのほか、今回特徴的だったことは、研究会参加者の方の中にも、実は以前、当事者だった方、現に当事者の方など、この病気にかかったことのある方が多いことを改めて実感しました。今後も引き続き、展示活動・広報活動・学習懇談会・交流会等を通して、円形脱毛症の本来の姿を伝えていくことができれば、と思っています。」
第30回日本臨床皮膚科医総会・臨床学術大会における活動報告(横浜) |
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