第9回JAAC学習懇談会
京都府立医科大学病院内 2階の南臨床講義棟で開催いたしました
2012年6月2日(土)13:00〜17:30 参加人数(24名)
参加協力医師
★野見山朋子医師
(京都府立医科大学皮膚病態制御学 )
★植木理恵医師
(順天堂大学医学部皮膚科学先任准教授)
野見山朋子医師にコメントをいただきましたので掲載させていただきます。
感 想
学習懇談会にて、”円形脱毛症ー皮膚で何が起こっているのか、病態を理解し治療法を知ろう”という内容で講演させていただきました。その後、円形脱毛症を持つ家族の方のグループディスカッションに参加させていただきました。円形脱毛症が当事者だけでなく、家族全員の生活や精神に影響を与える病気であると再認識させられました。当事者のお子さんとともに明るく前向きに病気と戦っている方も、病気について深く当事者と向き合えない方であっても、みなさんが真剣に当事者の事を考えていることに違いはなく、病気との向き合い方にこれが正解・不正解はないんだと痛感いたしました。これは言い訳になりますが、日々の診療において診察時間は短く患者様のお顔は拝見いたしますが、患者さまの家族の方に目を向けることは少なかったと振り返ります。この会を通して治療以外の大切なサポート部分の必要性を強く感じました。有り難うございました。
京都府立医科大学皮膚科 野見山朋子拝
JAAC協力医師の野見山朋子医師のご協力を得て会場の確保がかないました。
●JAACの活動に関して説明させていただきました。
●JAAC協力医師の講演(長時間に渡り丁寧に説明されていました)
「円形脱毛症について−皮膚で何が起こっているのか?病気を理解して、治療法を知ろう−」
京都府立医科大学 野見山 朋子 医師
●野見山朋子医師&植木理恵医師により参加者との質疑応答の時間を設けました。
活発に多種に渡り話が続きました。
●会員の方により、無償で手作業で作成された(裏生地もガーゼでちゃんと製作されています)キャップをご希望の方に持ち帰っていただきました。
本当は7サイズ・数種類のデザインで約20着ありました。参加者の方もそれぞれ手にして、お気に入りを探していました。とても好評で写真のように数が少なくなってしまいました。
キャップを作成してくれました会員の方には大変感謝しています。本当にありがとうございました。
●一旦休憩時間を設け、その後、患者ご本人とご家族とのグループにわかれ、医師も交えてのフリーディスカッションへと続きました。別に会場?を設け、まさに膝つけ合しての中で時間が足りなくなるほど、続きました。
現在海外へ研究の為留学している、京都大学附属病院の荒川明子医師も飛び入りで参加され、大変嬉しく思いました。
●学習懇談会終了後、京都駅の近くのお店で医師も交えて18時〜21時頃までワイワイと盛り上がりました。
参加者は11名でした。
参加された皆様がそれぞれに来て良かったと思われて家路に着く事が出来ましたらと願ってやみません。
これからも学習懇談会等、皆様がお気軽に交流出来る環境を少しでも作らさせていただければと思っていますので、宜しくお願い致します。
参加された皆様、本当にお疲れ様でした&ありがとうございました。
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