第5回JAAC学習懇談会
京都のキャンパスプラザ京都で開催しました。
2009年11月29日(日) 第5回 JAAC学習懇談会を開催致しました(33名参加)
司会担当 (須谷記和)
1.参加役員紹介
理事長 (岡田幸雄)
副理事長 (須谷記和)
副理事長・協力医師 (植木理恵)
会計理事 (岡田千佳)
2.参加協力医師紹介
荒川明子 医師(京都大学医学部)
北川朋子 医師(京都府立医科大学)
植木理恵 医師(順天堂大学医学部)
乾 重樹 医師(大阪大学医学部)
2.JAAC誕生からこれまでの活動などのご報告
理事長 岡田幸雄
3.医師の講演
荒川明子 医師 「円形脱毛症ってなぜおこるの?その病態と治療」
※独自の研究の内容のお話もありとても興味深く拝聴しました。
植木理恵 医師 「円形脱毛症の治療のガイドラインについて」
※最終案のガイドラインの説明など詳しくお話がありました。
※講演終了時に質疑応答
4.参加者をグループにランダムに分けてのディスカッション(ご家族グループは別に設ける)
※今回はグループに協力医師も加わり、一緒にディスカッションに参加していただき、大いに盛り上がりました。
終了後各グループの発表
5.医師と参加者による質疑応答
6.アンケート記入
最後は、用事などがあり、途中退席されたかたもいらっしゃったのですが、記念写真を撮りました。
今回は荒川明子医師のご協力で素晴らしい会場を確保出来ました、本当に感謝しております。
また、受付・グループディスカッションでの司会・書記などを担当された皆様、本当に有難うございます。
そして、そして参加された皆様には大変お疲れ様でした&有難うございました。また会いましょう〜〜♪
☆二次会(参加人数 11名)
会場近くのお店で盛り上がりました♪
とってもリーズナブルでしかも料理がおいしかったです
次回京都で開催の時もここで決まりだと個人的には思いました(笑い)
「第5回学習懇談会」を終えて役員・協力医師のコメントを掲載致します。
理事長 岡田幸雄
最初に参加いただいた皆様!本当に有難うございました&お疲れ様でした。
JAACが生まれてから3年目のスタートが今回の第5回学習懇談会でした。
今回は京都で開催することが出来ました。
京都大学の荒川明子医師により、京都の今回の会場も確保していただき大感謝です。
これから京都で開催の場合はここで決まりですね(笑い)
さて、協力医師の先生も4名参加していただき普段ではなかなか出来ないであろう、各グループディスカッションにそれぞれ、参加してくれました。もちろん、各グループ大いに盛り上がっていました。
今回の医師の講演は京都大学の荒川明子医師&順天堂大学の植木理恵医師の2名でした。
荒川医師による独自の研究のお話には大変興味を持ちました。今まで聞いたことの無い事でビックリでした。
また、植木先生による治療のガイドラインの中でも驚きの項目がありました。
毎度の事ですが、やっぱり1日があっという間に過ぎてしまいます。
また、お手伝いをしていただいた皆さんには大感謝しております。
これからもJAACは患者と医師が一緒になり進んで行きますので宜しくお願いします。
副理事長 須谷記和
参加の皆様、お疲れ様でした。司会ではいろいろと至らない点があり申し訳ありませんでした。
始まる前は和やかに進めていこうと考えていたのですが、緊張してしまい思うようにはいきませんでした。
この反省点を次回に活かし、学習懇談会をより有意義なものにしていきたいと思います。
フリーディスカッションでは、家族グループに参加させていただきましたが、今回もまた
涙を抑えることができませんでした。私が2年前に感じていた悲しみを今度は他の人が
受けており、同じことの繰返しです。早く何とか少しでもその悲しみが和らげられればという
強い思いで活動を続けていこうと思います。今後ともよろしくお願いいたします。
会計理事 岡田千佳
当日は遠方からも早朝より足を運んで下さった参加者の皆様、また進行に協力して下さった皆様、皮膚科医の先生方、ご協力を大変有難うございました。今回、私自身にとってはやっとの関西でしたが、皆様、熱心に講演やフリーディスカッションに参加して下さったりと、充実した1日のように感じました。
午前〜夕方と言うと、長く感じますが、医師に聞いて欲しいことや教えて欲しいこと、同じ立場の方同士でわかちあいたいこと、知りたいこと・・は沢山あると思いますので、私自身その都度新鮮で、質問用紙なども、いつもわからないことはあるので何でも書いている気がします。
学習懇談会の前日は毛髪科学研究会があり、やっとガイドラインの目途もついたようで?(笑)その後、私ども役員もどのように動けばいいか・・患者や家族の側としても、考えて行きたいと思いました。
JAACはやっと3年目の患者会ですが、患者会の意味は思った以上にあり、医師だけでも、患者、家族だけでも頑張れないことがあると少しずつではありますが感じております。それぞれに課題もございますが、助け合って継続していければと思います。役員としてはまだまだ至らないことばかりで、自分でももどかしく感じておりますが、あきらめないで、出来ることから、皆様に助けていただきながら、少しでもAAの環境をよくするために活動出来ればと微力ながら思っております。
最後に、今回参加下さった皆様、本当に有難うございました。また参加出来なかった皆様にも今後是非お会いしたいと思っております。
協力医師・JAAC理事 植木理恵
第5回 学習懇談会を終えて
初めての近畿圏での開催でいろいろと心配していましたが、東京の学習懇談会で見かける方もいらしたり、また、参加者同士がお知り合いだったりで、明るい感じで意見交換がされていたと思います。京都大学の荒川明子先生の講演は円形脱毛症の病因に関する新しい考えをご紹介していただくことができました。今回、はじめてグループ討議に当事者グループの書記として加わらせていただきましたが、質問の時間とはまた違ったお話しが伺うことができ、JAACの活動や診療に生かしていきたいと思います。私個人としては、ご家族の参加者の方々のお話をもっと伺いたかったと思っております。ご家族のご心配にもっと応えていけるようにも会の活動をしていく必要を感じました。
さて、どなたか近畿圏でJAACの活動のまとめ役になって下さる方はいらっしゃらないでしょうか。
協力医師 京大病院皮膚科 脱毛外来 荒川 明子
「かぶれ」がつらいんです。
いつになったら生えてくるんでしょうか?
と、診察室での言葉の裏にある たくさんの気持ちを 聞くことができた気がしています。
少し挫けていたり、暗い気持ちになったり、哀しかったり、腹立たしかったり、
絶望していたり、それでも、どこかで医療に期待していたいと思って下さっていたり。
円形脱毛症と言う病気と、円形脱毛症の患者さんと、
これからも向き合っていこうと、気持ちを新たにすることができました。
ありがとうございました。
協力医師 京都府立医科大学 皮膚科 北川朋子
このたび、協力医師として初めて会に参加させていただきました。 同じ病気を家族に持つ者同士が顔を合わせ、同じ病気の悩みを持つ者同士が触れ合えるとても素晴らしい時間だったと感じました。 フリーディスカッションにて、”私と同じ辛い思いを他の人には味わわせたくない”と、真剣にお話しされていた姿がとても印象に残っています。
会に参加し、私にできることは何か?と考えさせられました。私自身が、日々の診療を丁寧にすることや新しい知識への勉強はもちろんのことながら、脱毛症を他のありふれた疾患と同じように診れる医師を増やすことだと感じました。 私もまだまだ若輩者ですが、これからは今まで以上に、若い先生方とともに切磋琢磨し、知識を共有していくことが 今の私にできることと感じました。また、円形脱毛症のガイドラインの作成が進んでおり、力強い助けになるものと信じています。
協力医師 乾 重樹
ご参加の皆様方、たいへんお疲れ様でした。準備、進行のお役目の皆様方、誠にありがとうございました。特に東京から出張の皆様は遠方よりお越し下さり、感謝致します。小生は途中参加で申し訳ございませんでした。関西でのはじめての学習懇談会でしたが、植木先生曰く、関西の乗りは関東と違い、小生の語り口がずいぶん受けていた、とのことでした(ということは、関東ではどうよ)。しかし、参加者の皆様の真剣なまなざしと熱心な姿勢には地域の差はありませんでした。診察室では待っておられる患者さんに遠慮されておそらく聞かれないのだろうと思われるようなご質問を頂けるので、この学習懇談会に参加させて頂くことは、小生自身の診療にも役立つ点が多くございます。今後もこの会が患者さんや家族の皆様に元気を与える会であることを祈念し、また、そのための協力を微力ながらさせて続けさせて頂きたいと思います。
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