JAAC交流会(2018年6月交流会@広島) 活動報告
■活動概要
1、日時:平成30年6月2日(土) 16:00〜18:00 (1次会) 、18:30〜20:30 (2次会)
2、場所:レンタルスペース亜室(1次会)、個室居酒屋ほのか(2次会)
3、参加者:3人 (現地参加者2人、植木医師)
■活動報告
第117回日本皮膚科学会総会の会場であるリーガロイヤルホテル広島の学会掲示板前で
16時前に集合し、徒歩で一次会の会場に向かいました。
この日は広島市内で浴衣姿の人をたくさん見かけたのですが、どうやら近くで
「とうかさん」というお祭りがあるようでした。
※あとで調べて見たところ、「とうかさん」は「稲荷さん」の音読みからきていて、
浴衣の着始めのお祭りでもあるそうです。
一次会の会場では植木先生からの東京土産の差し入れをいただきつつ話をしました。
今回の参加者は昨年の神戸での交流会でお会いしたメンバーで、
約1年ぶりの再会でした。
話題は普段周りの人とは話しづらい、
職場でウィッグを使っていて困ること、 同僚にカミングアウトするか、
といったことから、
普通に生活していても、未だにウィッグが取れる夢を見たり、
落ち込んで泣いてしまうことがある、といった話も出ました。
やはり無意識のうちにストレスになっているんだな、
でも自分だけじゃないんだなと感じました。
治療法についてはいろいろ研究中のようですが、
植木先生からは、 しっかり睡眠時間を確保することも大切とのことでした。
その後、人混みをかき分けつつ、二次会の会場へと移動しました。
仕切られた部屋でしたので、 落ち着いて話ができたのではと思います。
ここでもウィッグの話、 医療費控除や保険適用にならないかといった話がでました。
海外では脱毛症でもウィッグの補助金が出るところがあり、
日本でも抗がん剤治療での脱毛にはウィッグ代の補助が出る自治体 があるようです。
今後、 脱毛症について世の中にもっと知ってもらうためにはどうしたらよ いか?
インターネットの活用がよいのでは? ほかの患者会や団体を参考にしては?
といった意見が出ました。
脱毛症というと、 ストレスが原因といったイメージがやはりあるようで、
ストレスに弱い人なのでは、 という目で見られるのが嫌だという話にもなりました。
交流会に参加する目的はそれぞれだと思いますが、
気兼ねなく病気について話せる貴重な機会でした。
今回少人数ということもあり、 ゆっくり話ができたのではと思います。
またお会いしましょうね、といって解散しました。
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植木医師より
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今回の「JAAC交流会in 広島」は、初めての試みとして、地元( 今回は岡山の会員の方でした) の会員の方に幹事を手伝っていただきました。 地の利がある会員に、会場の選定をしていただけて、 移動もスムーズで落ち着いて話ができる会場でした。 少人数だったのですが、 2次会が終わるまで話が途切れることもなく、 AAのことで日ごろたまってくる何かを、 減らすことに役立ったようです。
来年の4月に松山市で開催される学会へ展示を出す予定で、 交流会も計画したいと思っています。お近くの方は、ぜひ、 ご協力、ご参加お願いします。
協力医師 植木理恵
交流会イベント(2018年5月交流会@東京) |
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